簡単かわいい押し花のスマホカバー!
フリマなどで押し花のスマホカバーが人気です。難しそうに見えるかもしれませんが、意外と簡単に作れてしまいます。実用性もあっておすすめです!
はじめに
準備するもの
透明なスマホケース(ハードタイプ)
UVレジン液
UVライト(または太陽光)
つまようじ(筆があればなおよい)
手袋(ビニール、ゴム)
押し花
小さめのスマホケースで、5gレジン1本半くらいを消費しています。
むずかしさ
所用時間:レジンを使った作業に1時間くらい(UVライトを使用)
むずかしさ:簡単だが、綺麗に作るのは難しい(かも?)
押し花の作り方
UVレジンとは?
レジンというのは「樹脂」をさす言葉です。最近では、UV(紫外線)で硬化する(かたくなる)レジンのことを、UVレジンやレジンといい、ハンドメイド界でも流行っています。百均にもコーナーがありますよ!
UVレジンは、水のり状のとろりとした液です。UV(紫外線)に当てると数分から数十分でプラスチック状になります。夏場の太陽で試したところ、薄いものなら20分ほどでかたくなりました。UVライトにあてると、数分でかたまります。お手軽に、プラスチック素材のアイテムを作ることができる素材です。
※レジンを触るときは手袋をしたほうがよいです。ベタベタします。また、匂いがあるので換気しながら作業しましょう。まれにアレルギーを起こすケースがあるようです。注意してください。
スマホケースの作り方
UVライトの照射時間は目安です。使用しているレジンやライト(または太陽光)によって異なります。
完成したもの


作り方
1.スマートフォンケースに押し花を置いて、レイアウトを決める。
レジンを固める前ならばやり直しができるのですが、作業中に押し花が破れることがあります。まずはレイアウトを決めて、やり直しをしなくてすむようにしましょう。
2.花を取りのぞいて、スマートフォンケースに薄くレジンをぬる。その上に押し花を再度配置する。UVライトを3分あててレジンを固める。
花は下から順に置いていきます。出来上がったとき、上に置きたい花を一番最後に乗せてください。
このとき、ラメや蓄光粉末などをふりかけるとキラキラしたスマホケースになります。今回は少しだけ蓄光粉末をかけました。
3.花の上にレジンを置き、薄く広げる。UVライトを3分あててレジンを固める。
花を固定します。一気に全面をぬっても構いません。押し花が破れやすいためまずは花の部分を固定しました。
4.全体にレジンをたっぷりぬって全体に広げる。30分ほど置いて、全面が平になったらUVライトを6分あててレジンを固める。できあがり!
広げるときには筆を使うとやりやすいです。なければつまようじで丁寧に広げてください。30分ほどおくと、筆やつまようじの後がなくなって平らになります。日の当たらないところに置いて、しばらく待ちましょう!
UVライトをあてて仕上げます。最後の工程なのでUVライトをしっかりあてましょう。100均のレジンなど、種類によっては固まりにくいものもあります。ライトをしっかりあてるか、天気の良い日に半日ほど太陽光にあててください。


※べたつく場合の対処法はこちらに記載
作品を使用するつもりだったり、プレゼントにするときには、レジン等のメーカー品を使うことをおすすめします。
おわりに
意外とを簡単にできてしまいます。材料も100均にあるものが多いですし、押し花もネットショップで容易に入手できます(自由研究にする場合は、押し花から作ることをおすすめしますが)。
押し花のかわりに、切り絵やデザインシート(レジン用のイラストシートなど)を使っても、おしゃれなスマホケースができると思います。いろいろと工夫して、オリジナルのすてきなケースを作ってくださいね。
より完成度を上げたい場合は、レジンの表面をコンパウンド(研磨剤)で磨くと綺麗になります。
UVライトはAmazonなどで1000円~3000円程度であります。私が使用しているのは、ジェルネイル用(レジンOK)のおもちゃのような作りですが、問題なく硬化しています(もう販売されていないけれど)。いろいろ作ってみたい方は購入をご検討ください。太陽光でやるのは待ち時間が長すぎますし、風で飛んでいったり、天候に左右されたりします。
UVライトはジェルネイル用も含めてたくさん出ているのですが、性能差が大きいと聞きます。紫外線が強いほどUVレジンはよく固まるため、機器のパワーによって硬化時間を増減させてください。
比較したことがないのでおすすめがよくわかりません。よく売れているレジン液「星の雫」を販売しているパジコさんのライトを掲載。LEDライトよりUVライトのほうがよいといいますが、まずはパジコさん周辺から探すのがよいかなと思います。