風船を使って作る! お花のランプシェードの作り方

2020-04-17

以前にご紹介した、風船で作るランプシェードの応用編です。

押し花を作って、それを張り付けることでとてもきれいなお花のランプシェードができます。押し花に1週間くらい、ランプシェードに1日で作成可能です。押し花もランプシェードも簡単なので、ぜひ挑戦してみてください。

はじめに

必要なもの

風船、水性ボンド(水のりでもよい)
はさみ、容器(深皿)
紙(光の透過性が高ければなんでもよい)
作業中、下に引くもの(新聞など)

紙は和紙や、習字紙がおすすめです。

ボンドは一般によく見かける、黄色と赤の木工表(水性)などでOKです。それ以外でも、水性で、乾いたら透明になるものを使用してください。水のりでも大丈夫です。

容器はボンドと水を混ぜたものを入れます。食品トレーやヨーグルト(大)の上ぶたなどでOKです。

あるとよいもの
小さなランプ(サイトで使用しているのは100均のもの)
大きめのクリップ、または粘土など(風船を固定)
ビニール手袋、またはゴム手袋(ボンドが手につくので)
紙粘土(土台を作る場合)
セロハンテープ、洗濯ばさみ、マジック
紙用のニス、はけ

むずかしさ

所要時間:一週間程度
     押し花に1週間ほど。シェード作成に1時間半、乾燥に1時間~半日(天候と紙による)
むずかしさ:簡単

押し花の作り方

習字紙に並べています。
できたらそのまま保管できます。
完成しました。
紙のように薄くなっています。

1. 花を採取し、写真のように花を並べる。

必ずしも下向きがいいわけではないですが、多くの花は下向きにするほうが綺麗にできることが多いです。
パンジーは押し花が作りやすい花だと思います。カーネーションやチューリップのような厚みのある花を押し花にするのは難しいです。平べったい花を選んでください。

2. 新聞の間に挟んで、上からおもしをかける。

新聞紙の間に花を挟んでおもしをします。

  • 新聞紙は2、3枚でもよいと聞きますが、1日分を用意して真ん中に花をはさんでいます(片付けも含めて楽なので)。
  • 今回は習字用紙の上に花を並べて上から花を押さえて新聞紙に挟んでいますが、新聞紙にそのまま挟んでもかまいません。以前、植物標本を作ったときは新聞紙にそのまま挟みましたが、とくに問題はありませんでした。習字用紙に挟んで行うと、保管が楽なのでそうしています(挟んだまま箱に入れている)。
  • おもしは、雑誌を10冊くらい乗せています。均等に圧がかかるように、平たい場所において平たいものを乗せてください。

3. 1週間ほどおいて取り出す。

新聞紙を毎日取り替えるとさらによいです(今回はやっていませんが、厚手の花や植物を扱うばあいは行うようにしています)。

風船シェードの作り方

紙を切る(またはちぎる)

ボンドではる前に紙の準備をしましょう。用意した紙を、切って(または千切って)おきます。作業をはじめるとボンドで手がべたべたになるので、先に切っておいたほうがよいです。

準備する紙の量は?
1 風船に用意した紙をあてて、そのままはったらどれくらい必要かを考える。
2 紙は重ねてはるので(2~5層)、1で必要だと思った量の数倍の紙を切っておく(厚みのある和紙なら、1重でもOK)。

ちなみに、今回は習字用の紙を使用しています(2~3層)。厚口の用紙を6枚使用しています。

風船へのはり方

水で1層目をはる

容器に水を入れ、切った(千切った紙)をつけます。ぬれた紙をそのまま風船にはりつけます。下地と考え、全面にはりつけてください。

このとき、底になる部分にマジックで印をつけておくとやりやすいです(ここまで紙をはるというラインをつけておく)。私は、最初に底からはって目印代わりにしています。

水溶きボンドを使うと風船への張り付き度が高くなるので、1層目は水のみでやったほうがよいです。1層目から水溶きボンドを使うと、風船から取り外すときがたいへんになります。

ボンドを水で溶き、2層目以降をはる

容器にボンド(大さじ1杯くらい)入れ、水を3~5倍量入れます。だいたいでよいです。ボンドが水っぽくなればOKです。

さきほどと同じく、水溶きボンドに紙をつけて、風船にはりつけていきます。これを繰り返してください。

今回は厚口の習字紙を使用しているので2層にしました。ただ、重なりが多くなるようにはっていったので、2.5層~3層ぶんはっていると思います。

風船に紙をおいて、刷毛で水溶きボンドを塗る方法もありますが時間がかかります。花の部分は刷毛を使った方が塗りやすいように思います。
手にボンドがつくので、ビニール手袋やゴム手袋をして作業するとよいですね!

花のはり方

紙をはったあと、一気に行うこともできます。ですが、いったん乾燥させたものにはったほうが見た目がきれいです。

一気に行う場合

花を水溶きボンドにつけて、風船にはりつけます。その上から紙を1層はります。

花をはったところ
紙をはったところ

今回は習字紙とペーパーフラワー用紙を半分ずつはってみました。お花の見え方はペーパーフラワーのほうが綺麗ですが、習字紙でも問題ないと思います!

乾かしたあとに花をはった部分が浮いてしまったのが少し残念です。紙は縮みますが、花は縮まないためこのような現象が出てしまうのかなと思います。小さいパンジーはあまり目立ちませんが、大きいほうは少し膨らんでいます。

花をはった部分が少し浮きました。
ランプをいれたところ

乾かしたものに貼り付ける

手間はかかりますが、こちらがおすすめです!

花の裏側にうすくボンドをつけて、紙シェードにはりつけます。花びら一枚一枚、丁寧にボンドをつけてください。その上から紙を1層はります。

紙は水溶きボンドにつけて、これまでと同様にはってください。中に風船がないため力をいれると紙シェードがへこんでしまいます。優しく、丁寧に行ってください。

花を少量のボンドではる
紙をはりつける

乾燥したらあとからはった部分が少し目立ちますが、紙が浮いているようなことはありません。紫の花には習字紙、黄色の花にはペーパーフラワー用紙をはっています(下の写真を参照してください)。ペーパーフラワーのほうが見た目がきれいにはれました。とはいえ、どちらの紙でも光をいれると綺麗に透けます!

乾燥したところ
ランプをいれたところ

乾かす

一番簡単な方法は、洗濯ばさみでつるすことです。クリップ(または風船の口)をつまんで逆さに干してください。できたら、乾くまでおいておきましょう!

風船から空気を抜く

風船の口のあたり(風船ゴムがあつい部分)を空気が指でつまみ、ハサミでちょいっと切り込みを入れます(針で刺してもよいくらいです。切り込みは小さくしてください)。空気がゆっくりぬけていくように、指で押さえるなどして調整してください。

ボンドがしみこんできると、はがれにくいところが出てくる場合もあります。丁寧にはがしてください。

その他

・必要であれば底の部分を切ってください。シェードがちゃんと立つように、底の部分を整えましょう。

・ニスをぬったほうが綺麗ですし、強度も上がってよいです。時間があればぜひ! 紙用のニスも販売されています。

・ランプを入れると作品がレベルアップします。100均に電池式のランプもあります。ぜひランプを中に入れてみましょう。

おわりに

押し花に時間がかかりますが、とても綺麗なランプができます。

時間が無いときは、アイロンを使うと押し花が素早く、簡単にできます。また、ちょうどよい花がないという人は、葉っぱや草を押し花してみてください。薄手のものを使うと、ランプを入れたときに木洩れ日のように葉っぱが輝きます。とても綺麗ですよ!