簡単! 針金とマニキュアで作るマニキュアフラワー

2020-04-11

マニキュアフラワーというのは、ワイヤーワーク(針金細工)で花を作り、マニキュアをぬったものです。今回は、少し太めのワイヤーを使った「とても簡単バージョン」をご紹介します。

※マニキュアをぬるときは換気をしながら作業してください! 思ったよりもにおうかもしれません。

はじめに

今回はφ0.55mmのワイヤーを使っています。φ0.3mm程度と違って、加工するときに少し力がいります。また、細かな細工をするのも難しいです。その分、加工途中で形が崩れることも少ないのが嬉しい!

0.3mm程度で作る場合はこちらから! 鉛筆などで花びらに動きをつけるのも簡単です。

必要なもの

針金(φ0.4~0.55mmくらい)
マニキュア
工具(ニッパー、ヤットコ、またはラジオペンチ)
えんぴつ(細くて、かたい棒状のものであればなんでもよい)
スポンジ(ねんどなどでもよい。メラミンスポンジがやりやすい)

あったほうがよいもの
除光液(慣れていないと手を汚します)
ビーズ、ボンド
マニキュアのトップコート(レジンでもよい)

むずかしさ

所要時間:場合による。花1つに5~10分程度(※)。
むずかしさ:花びらを開くのと、マニキュアをぬるコツをつかむまでがむずかしい。

※慣れたら5~10分でできますが、最初は30分~1時間程度かかるかもしれません。また、マニキュアを乾かす時間は含まれていません。マニキュアにもよりますが、数時間~半日乾かしてください。

ワイヤーワーク(針金細工)

  1. 針金の先を5cmほど残して、えんぴつに巻く(4、5回)。
  2. もう一方の針金の先を、5cmほど残して切断する。
  3. 両端をまとめてねじる。
  4. 花を開く。
  • 花の開き方は、端から2つ分(一番端とその隣)を開き、逆の端の2つを針金がうまく流れる方向に開き、最後の1つを上にという感じがうまくいくように思います。
  • うまく開けない場合は、花びらそれぞれの根元(図の青丸の部分)を半回転させてください。
  • マニキュアを塗るので、花びらが1つ1つしっかりと輪になっている必要があります(青丸で囲んだ根元の針金が接するように押さえましょう)。うまくくっついていないときは、半回転させるとうまくいきます。

えんぴつを取ったところ
ばねのような部分を押さえて、両端をねじる
ねじったところ
ばねのような部分を開く
開いたところ


※写真のピントが合っていないものがあり、いくつか撮り直しをしています。撮り直ししたのもあっていなくて、2回分合わせてましな素材を使用。

マニキュアをぬる

マニキュアの塗り方

※汚れる可能性が高いので、新聞紙やビニール袋などをひいて行いましょう。
※マニキュアを使うときには窓を開けるなど、換気をしましょう。

  1. マニキュアを刷毛にたっぷりぬる。
  2. 刷毛を横に倒して、花びらの根元(または先端)からゆっくりと動かす。このとき、ぬりたい針金の両方に刷毛がふれているとやりやすい。
  3. スポンジにさして乾かす(時間はマニキュアの種類による)。 3時間から半日は乾かしたほうがよい。
ピンクの花は開いただけ、赤い花は根元を半回転させています。

おわりに

方法はいろいろあります。とくにワイヤーワークは自由度が高いので、形になって、危険がなければ(つけるときにケガをするような)、なんでもよいと思います。自分がやりやすい方法で行ってください。

細いワイヤーは、小学生には力の加減がむずかしいようです。花を開いているときに形が崩れてしまうことも多いように思います。そこで、少し太めのワイヤーで作成してみました。

花びらをうまく開ければ、この方法はとても簡単です! ワイヤーのつながりを意識しながらゆっくり開きましょう。