マニキュアフラワー 大きめの花を作成する方法
ボリュームのある花を作成する方法です。
基本の花(または花びら)を作って、それを重ねていきます。基本の花を作ることができれば、むずかしくはありません。
はじめに
準備するもの
針金(φ0.28~0.4mmくらい)
マニキュア
ビーズ
ボンド(またはレジン)
ニッパーなど(針金を切る)
えんぴつ、ボールペンなど(細くて、かたい棒状のものであればなんでもよい)
スポンジなど(ねんどでもよい。メラミンスポンジがやりやすい)
あるとよいもの
筆(化粧品の筆、または絵筆)
除光液(慣れていないと手を汚します)
ヤットコ
マニキュアのトップコート
レジン(マニキュアのトップコートやボンドのかわりに使える)
新聞紙など(マニキュアをぬるとき下にひく)
※筆は除光液で洗っておかないと固まってしまいます。洗っても、元通りふさふさにならないと思ってください。
むずかしさ
所要時間:花の種類による。
むずかしさ:少しむずかしい。
※マニキュアをぬるコツをつかむまでがむずかしいです。また、花を組み合わせたとき、うまく中心が取れないことがあります。針金の処理など慣れが必要かもしれません。
「基本の花(花びら)」の作り方
作り方に正解はないので、作り方の例をあげておきます。見た目がそれらしくなれば、作り方にはこだわらなくてよいと思います。自分のやりやすい方法を見つけてください。
作り方 その1
1. 針金の端は5~10cmほど残しておく。 針金を鉛筆に1回巻きつけ、両端をまとめて2回ねじる。
2. ねじった部分を鉛筆に押しつけるように倒す(上側に倒したほうがやりやすい)。1のように、針金を鉛筆に1回巻きつけ、両端を2回ねじる。これを繰り返す。
3. 切れていない方の針金を切る(5cmほど残す)。

4. 花びらを繋げた針金部分で円を描くように曲げる。針金の片方を1つ目の輪っかに通し、2本を合わせてねじる。
5. 花びらを開く。
6. えんぴつなどで花びらにカーブをつける。

作り方 その2
1.はりがねをえんぴつなどに1巻きし、2、3回ねじる。えんぴつを抜く。はりがねの続きにえんぴつをあて、1巻きしてねじる。えんぴつを抜く。さらにはりがねの続きに……。必要な花びらができたら、はりがねの両端をまとめてねじる。
2. えんぴつなどで花びらにカーブをつける。
マニキュアのぬり方
※汚れる可能性が高いので、新聞紙やビニール袋などをひいて行いましょう。
※マニキュアを使うときには窓を開けるなど、換気をしましょう。

- マニキュアを刷毛にたっぷりぬる。
- 刷毛を横に倒して、花びらの根元(または先端)からゆっくりと動かす。このとき、ぬりたい針金の両方に刷毛がふれているとやりやすい。
- スポンジにさして乾かす(時間はマニキュアの種類による)。 3時間から半日は乾かしたほうがよい。

完成例
作りたい花によって必要なパーツの大きさや数が異なります。どのような花を作りたいか、そのためにどんな花びらが必要かを考えてください。
1 華やかでかわいい花
違うサイズの花を重ねる


作り方1のやりかたで、花を2つ作成しました。小さいほうはえんぴつ、大きいほうはボールペンで作っています。大きさの違う花を重ねることでボリュームアップします。ペンダントトップにしてもかわいいですし、ヘアピンやバレッタに固定してもかわいいと思います。
2 とにかくかわいい花
同じサイズの花を重ねる

花びら4枚の基本の花(えんぴつ)を2つ作り、重ねました。小さいですがとてもかわいらしいです。ヘアピンに飾ってもよいですが、複数個作って並べると華やかになります!
3 大ぶりな花
違うサイズの花をたくさん重ねる

花びら5枚の基本の花を、えんぴつ、ボールペン、リップクリームで作成しました。3つを重ねて、ビーズをつけました。とても華やかになりました!

リップクリームの大きさになるとマニキュアをぬるのがかなりむずかしくなります。花びらを細長くするとマニキュアがぬりやすくなります。大きな花をつくるときには、丸よりも細長い花びらにしてください。丸くて大きな花びらは、マニキュアの筆よりも大きめの筆を使うことでやりやすくなります。
アクセサリーにするときの注意
スポンジに挿していた部分をニッパーなどで切り取ります。この切り取った部分が皮膚にあたると危険です。ボンドやレジンをつけて保護してください。台座にのせる場合は固定する際に保護できると思います。ペンダントトップやブレスレットにつけるときは、注意してください。
まとめ
基本の花を重ねて、ビーズをつけるだけで一気にレベルアップします!
ぜひ、基本の形をマスターして、華やかで、かわいい花を作ってください。
基本編はこちら! 道具などについても少し丁寧に書いています。