ワイヤーワークに塩の結晶をつける!

2020-05-21

モールに塩の結晶をつけるというのはよく聞きます。簡単にできるのですが、びっしりと結晶が付くため、塩の正六面体が見えにくいなという印象がありました。

そこで、ワイヤーワーク作ったお花に塩の結晶をつけてみることに! 思ったよりもうまくいって、きれいな正六面体が並びました。

はじめに

準備するもの

必要なもの

ワイヤーワーク品(今回はワイヤーφ0.55mmのもの)
塩、お湯、容器
習字紙やトイレットペーパー(糸でもOK)
ボンド、わりばし、糸など

容器はプラスチックコップやペットボトルが使用できます。ペットボトルを使うときは、上側をカッターやハサミで切ってください。
食塩を混ぜるときは別の容器があると便利です。お湯と食塩なので、マグカップやふた付のビンがよいかなと思います。

むずかしさ

所要時間:制作に半日、結晶ができるまでに2週間程度
むずかしさ:かんたん

作り方

ワイヤーワークで作品を作る!

お花の作り方はこちらから。お花ではなく、鉛筆やなにかの容器にワイヤーを巻いたバネ状のものや、星などの形を作るのもおススメです。

マニキュアフラワーを作るときは、花びらの輪っかが閉じる必要があります。今回はその必要はないため、花の形ができあがればOKです。

ワイヤーに紙をはる!(タコ糸などを巻いてもよいです!)

習字紙を水に溶かして、ボンドを加えます。紙:水:ボンドが2:1:1くらいになるように加えました。
これにワイヤーをつけて、乾かします。1度ではあまりつかないので、2、3回繰り返してください。

紙を溶いたもの

ワイヤーにつけました。乾く前です。

紙を使うと簡単ですが、タコ糸などをワイヤーワークに巻き付けるとさらにびっしりと食塩がつくと思われます。

食塩水を作る!

密栓できる容器にお湯と塩を入れて振ります。必要に応じて、水溶液の量は調整してください。次の比率を目安にしてください。

お湯 50g
食塩 20g

食塩の結晶作製はこちら

飽和食塩水などについてもちょっと少し説明しています。

食塩水を容器にいれ、ワイヤーを糸でつりさげる。

食塩水だけ容器に移してください。溶け残った食塩は取り除いたほうがいいですが、あっても問題はありません。溶け残りがあると結晶のコアになるので、ワイヤーに結晶が付きにくくなる可能性があります。

ゴミが入らないように、ティッシュペーパーなどを上にかぶせてください。水分を飛ばして結晶化させるので、ラップで密閉しないようにしましょう!

1週間から2週間置いておく!

あとは放置で大丈夫です。翌日にはうっすら食塩がつきはじめます。ちょっとした振動ではがれ落ちてしまうので、触らないようにしましょう。

だいたい1週間程度で、正六面体型の結晶が見えるようになりました。そのころにはプラスチックコップの側面や底にも食塩が出始めます。

大きいほうの花をアップ。立方体型の結晶がびっしり。

まとめ

思ったよりもきれいな立方体(正六面体型)の結晶がつきました。

食塩が上がってきて、ワイヤーワークの根元にも食塩の塊がついています。また、コップの壁面や水面にも食塩の結晶が出てきました。底にできたのは食塩粒でしたが、中には正六面体、直方体型の結晶も混じっていました。小さいですが、立方体型を見つけると嬉しくなります!